師走に ・・・種の旅立ち・・・まつぼっくり
母が「テレビで松ぼっくりってぬれると傘が開いて、乾くと開くってやってた」と、クリスマス飾りから松ぼっくりをもってきて、実験を始めた。
この師走に何やってるんだか(笑)・・・とN響の第九を聞きながら、横目で見ながら、ハイハイ…と、聞いていたのだけど、松ぼっくりを水に沈めたら、ほんとにみるうちにに傘がとじてきた!
思わず、「ヒマラヤスギの松ぼっくりも閉じたりして!」と、薔薇の形の松ぼっくり持って来て一緒に実験に巻き込まれる。
...おおお~!!閉じた~~~!!
びっくりして調べたら、松ぼっくりの中には翅のついた種が入っていて、それを飛ばすシステムとして、傘が開いたり閉じたりするんだそうです。
雨の日に種が旅立つと、遠くに飛べないので、雨が降ると「もう少しお待ち」って傘がとじて、雨が止んでおひさまが照って乾燥すると種が風に乗って遠くまで飛んで行けるので「さあ、とんでおいき!」って、傘を開いて種を送り出すのだそうです。
なんか、感動~~!
バックに流れる第九の詞が心に巡りながら、いのちの不思議と、その喜びに思いを馳せました。
(松ぼっくりが食べを飛ばす様子の動画)
↓
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi…
写真は水につけて傘をとじた松ぼっくり
こちらは、ヒマラヤスギの開いた松ぼっくりと閉じた松ぼっくり。
それにしても85を半分過ぎても、好奇心旺盛な母に脱帽。
来年も元気で一緒に旅をしようね。