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フルリーナ☆旅巡り美味めぐり

旅や取材で出逢った風景・エピソード・美味しいもの

あしかがフラワーパーク、5年連続でイルミネーションアワード1位獲得!

昨日発表の第8回イルミネーションアワード。

イルミネーション部門で、あしかがフラワーパークが5年連続1位を獲得しました。

2020年はブルーライトアップに賛同し青い光での演出も!

 

あしかがフラワーパークのイルミネーションと、他のイルミネーションを見て思うのは、どのイルミネーションもステキだけれど、ここがちょっと他と違うのは、イルミネーションの花々一つ一つを、樹木や花を育てているスタッフ自らが、デザインし発注、出来上がった花々のライトを、またまた、スタッフたちで行うということ。

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日々、花を見て、知り尽くしているスタッフたちが、咲いた花の花びら一枚一枚を観察し、スケッチし、そうしてこのイルミネーションを作ってるなんて、取材するまで知らずに、話を聞いてびっくりしました。

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光の蓮の花


たとえば、蓮の花は水面から何センチ上で花をつけるか、とか、藤の花の長さは何センチのものがあるかとか(笑)。この写真の花はデザインや色合いを決めて発注したものの出来上がってきた光の花の色に納得できず、スタッフたちが更に色づけしたそうで(^^;)。。よく見ると、ついてるついてる!

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そこまで拘らなくてもいいんですけどね、と笑いながら、でも、そうせざるを得ないのが、愛する育てた花々をイルミネーションで再現したいという、スタッフたちの思いなんだな・・と。ちょっと胸がジーンとしたりして。

そして、ここの代名詞ともなっている奇跡の大藤。
これは“あしかがフラワーパーク”の前身・早川農園にあった「250畳の大藤」。都市開発のため移植を余儀なくされた当時樹齢130年の大きな藤を、移植困難とされていたけれど、女性樹木医第1号の塚本こなみ氏が見事に移植を成功させたもの。

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今ではなんと、当時の15倍の棚面積に成長したこの大藤。昨年は大風で酷い冠水被害を受けたけれど見事に乗り越え、今年は一番美しい季節をコロナで休園となり、ひっそりで咲き力を蓄え、力強く生きています。その逞しい生命力は、見ているととっても勇気づけられます。こちらも、そのエネルギーを表現したイルミネーションプログラムが見事! こちらは一昨年のものですが、奇跡の大藤のイルミネーションをご紹介しています。

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そして、2019年~2020~2021のシリーズは命の木のイルミネーションや4色の藤の花のイルミネーションや光の噴水も加わり、さらに感動的なプログラムに。

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これだけの数のイルミネーションを準備するのは一体どんだけの手間~?って思ったら、もう夏からスタッフたちは樹木や花々を傷つけないよう細心の注意を払って手作業で取り付けてるのだそうです。施工を外部に頼まないのは、樹木を知らない人に頼んで、大切な樹木を傷つけるわけにはいかない・・・。そういう思いもあるのでしょうね。

記事に貼り切れなかったお写真をいくつか。

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クリスマスファンタジー。そりに乗って写真が撮れます!


記事も読んでいただけたら、さらにリツイートとかしてくれたらめっちゃ嬉しいです。
園内のフード情報も入れてあります。