栃木県・鹿沼市 ネコヤ路地・CAFE「饗茶庵」の魅力
先ほどDIYで作ったガストハウスで感じた温かさを書きましたが
昨年取材した、今やカフェ好きで知らない人はいないという程のカリスマカフェとなった「饗茶庵」も、やはり特別な光というか温かさが満ちている場所でした。
人と人が出会う場所
そこって、やっぱり特別な温かさがあるような気がする。
パソコンがあって、スマホがあって、しょっちゅうメールは送っていても
手書きの手紙の文字の温かさ、電話から聞こえてくる声の懐かしさ
手を繋いで遊んだ子供時代、おしくらまんじゅうをした友達の体の感触。
現代って、やっぱり、そんなものが希薄になっていて、それってどこか淋しい気がする。だから、じっくり人と人が言葉を交わし合う場所や、笑顔がある場所って心に響くのかな。
逆に、じっくり静かにじっくり流れる時間を味わえる場所。
これも、日常ですごく少ない気がする。
パソコンがあるとついつい触っちゃうし、街角やテレビからは忙しそうな音があふれてる。そんな時、優しいほのかな光を感じながら何も考えないでぼーっとしたり、また、時を忘れて物思いにふけったり・・・。
そんな時間が仕事に追われてるとついつい持てなくなって、自分の中身が枯渇してくる。
そんなとき、日常を離れて、ゆったり流れる時間にドップリと身を浸す・・・。
若い時は、旅に出るとあっちもこっちも見て回り、美味しいお店を何軒も食べ歩きたかったけど、最近、じっくりそんな時間を感じる旅やカフェ時間もいいなって思う。
鹿沼市のカフェ「饗茶庵」もそんな温もりがあるカフェ。
DIYって、やっぱり、建物に思いが住みこむような気がするなあ。